自作歴12台が「BTOと自作パソコンどっちが良いの?」という疑問に答える

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以前は、というより4年くらい前はパソコンは自作したほうが良い。と、本気で思っている時期がありました。

→ マビノギPCを新しく自作しました

この記事を見る限り、ほんの1年前の時点でも自作パソコンの方が良いと思っているようだ。しかし最近になって考え方も変わってきて。

→ データに基づいた黒い砂漠の推奨スペック

→ 自作歴12台によるToSの推奨スペック

MMORPGの中ではヘビー級と言われている「黒い砂漠」や、低スペックでも動くとは言いつつも、そこまで快適には動かない「Tree of Savior」などをプレイしていて考え方も変わってきた。

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自作パソコンのメリットと言えば

  1. メーカーPCやBTOを買うよりも、安価に作ることが出来る
  2. 自分の好きなパーツを選んでパソコンを作ることが出来る

主にこの2点がメリットだったと思う。実際、やっちも自作パソコンの方が「安く済む」と思っていたし、価格的な面よりも価格コムやAmazonなどでパーツを物色することに楽しみを覚えていた。

つまり、あまり論理的な理由を持って自作パソコンをオススメしていたわけではないことになる・・・。そして「黒い砂漠」や「ToS」といったゲームには、それなりにスタンダードな性能が求められるようになった。

でもPCメーカーやBTOメーカーも馬鹿ではなく、スタンダードなマシンに需要があるならそういった構成のパソコンを安価に作って、誰でも簡単に、少ないリスクで最適なパソコンを入手できるようになったんだよ。

例として、黒い砂漠やFF14をプレイするなら一通り十分な性能を持っているドスパラの「Galleria DT」と似たような構成の自作パソコンを作った場合、どっちが安価なのかをまとめてみよう。

Galleria DT自作の場合
CPUCore i5 650021000円
GPUGeForce GTX 1060 3GB25000円
メモリ8GB DDR44000円
マザボIntel H110 マイクロATX6000円
HDD1TB5000円
SSD240GB7000円
光学ドライブDVD2000円
ケースMircoATX4000円
電源400W Bronze5500円
キーボード1個2000円
マウス1個1000円
OSWindows10 Home15000円
合計約108000円97500円

それぞれのパーツを価格コムなどで調べてまとめた。こうして見てみると・・意外にも自作パソコンは健闘するんだな。もちろん、これは単に最安価な製品だけで組んだ場合の価格なので。

価格では自作パソコンが優位、ではBTOのメリットは?

同じような構成の場合、1万円も安く入手できるのか。自作すごいじゃんと、手放しでは喜べないことも多々あります。やっちは今までに12台ほど作ってきていますが、トラブルが無かったと言えば嘘になる。

例えば。

  1. 組み立てたものの、何故か起動しない。悩んで色々やっている内に夜が明けてしまった
  2. 静電気を他の金属に流すのを忘れたままマザボに触れて、うっかり故障させるところだった
  3. 知り合いに組み立てたパソコンが後日「起動しないし、BIOS音もならない」と相談されて、見に行ったらCPUクーラーが何故か取れてた
  4. マザボから電源を抜かずにグラボを刺したら、しばらく起動しなくなって焦った
  5. 12台も作っていると、すんなり行った時に逆に不安になる

こんな感じで、自作をやっている時の作業自体に大きな「リスク」があるし、時間という「コスト」を払うことも多いです。例えば、1番目の「色々やっている内に夜が明けた」なんてどう思います?

1万円も安く作れるとは言え、夜が明けるほどの時間を払ってしまうのはいかがなものか・・と思う人もいるはず。他にも「CPUクーラーが取れてた」事例も怖いですよね。たまにあるんですよ、固定がゆるいCPUクーラーが・・。

でですね。やっちの場合は1~4番のどの事例の場合も、自分で対処出来たから良いんです。問題は、安易に「自作のほうが安いから自分で作ろう」と意気込んで自作を始める初心者さんですよね。多分、何か問題があった時に詰むかもしれない。

そして自作の世界では「あれこれと人に聞かないと解決できない人間は、自作しないほうが良い」とまで言われている。ということでBTOのメリットをまとめると。

  1. BTOは自作のプロが組み立てているため、自分で作る場合に比べて圧倒的にリスクが少ない
  2. BTOの場合、例えばドスパラだと購入から1年間は持ち込み修理が無料になる保証付き
  3. 価格差に対して十分なプレミアム(メリット)がBTOには付与されていると言える

ということですね~。1万円割高でも、初心者なら素直にBTOを買ったほうが時間的にも、トータルで見たコストやリスク的にも、圧倒的にお得ということ。

もちろん、やっちはそれでも自作します。もう完全に慣れているし、どんな状況でも自分一人で解決できるので迷いが無い。更に、やっちが自作を好む理由に「中古パーツを使える」というメリットがあるから。

自作パソコンは中古パーツを使えば圧倒的に安い

自作パソコンにコスト的なメリットを求めているなら、中古パーツが自作PCの最大のメリットになるかと。

→ 黒い砂漠の6万円PC

例えば、さっきのGlleria DTだと約11万円するわけですが、中古パーツを使えば同等品を半額で作ることも十分に可能だったりする。グレーですがOSに中古を使ってしまえば、めちゃくちゃ安くなりますから。

もちろん、この中古パーツを使うという作戦は、自作にかなり慣れた人じゃないとダメですよ。何かあっても、基本的に保証はありませんから・・・。

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「BTOと自作パソコンのどっちが良いの?」への結論

大多数の人には「BTO」が良い

  1. 自作より、やや割高になる傾向にある
  2. しかし「保証」がある
  3. パーツを細かく選ぶ必要が無いので、専門的な知識が要らない
  4. 注文するだけで手元に届くので時間に優しい

このため、パソコンについて専門的知識を身につけるのが面倒くさい人や、そもそも組み立てる時間が惜しいと感じる人には、BTOです。やっちも昔は人に自作をオススメしている時期があったけれど、今思えば自分の考えの押し付けだったのかな・・と思っている。

一部の少数派には「自作パソコン」が良い

  1. 価格的なメリットを言うほど重視していない
  2. 自分でパーツを選ぶことに楽しみがある
  3. CPUクーラーや、ケースにこだわることでイルミネーションPCを作れる
  4. パソコンを作る作業が楽しい
  5. 動くかな・・という、組み立ててから起動する時のスリル

自作パソコンをやっている人って、本当にあまり値段を気にしていないと思う。

他の人と比べて、パソコンに関する知識を持っていて、その結果パーツに対するこだわりがあったりする。自分のこだわりやニーズを満たせるBTOは普通はあまり無いので、自分の手で作るわけです。もはや「自作PCは趣味」と言ったほうが良いかもしれないね。

ということで、特にこだわりが無いなら「BTOで良いよ」

これが結論ですね。人にオススメするなら、もうBTOで良いと思います。変に自作を勧めて、その人がトラブったり、時間を無駄に失ったりしたら・・ねぇ。

それでも自作をしてみたいという人は、最低限のことはしっかり勉強してからね。

とりあえず自作する時の作業内容を詳しく知りたいなら、この本。写真がたくさんあるため、本を見ながら作業できるのが良い。文章だけでは不安だからね。

「LGA 1155って何?」「電源ユニットって大事なパーツ?」「DDR4ってダンスするゲームのこと?」要するに専門用語について詳しい本。パーツの重要性にも詳しいし。

とまぁ、自作は慣れている人からすれば「簡単」ではあるが、その簡単と感じられる域に至るまでに、必ず「起動しない」とか、「BIOS音すら鳴らない、初期不良か?」といった、自作PCの洗礼を浴びているわけです。

なので、安易に「安いから」と言う理由で自作PCには触れないほうが良い。5~6年前ならかなり値段差もあったので積極的にオススメしても良かったんだろうが、今は大きくても2万円くらい。だいたい1万円くらいの価格差だ。

その程度の価格差のために、自作PCについて勉強したり、自作する作業に伴うリスクをとったりするのは、価格差以外の面にメリットを感じられる人じゃないとキツイよ。以上、自作歴12台による「自作PCとBTO、どっちが良いの?」への回答でした。

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