ToSの「ビルド」とは何なのか? クラス選択の考え方を考える

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Tree of Saviorの戦闘システムの一つが「ビルド」だ。しかし、このビルドは一度選択するとやり直しが効かない仕様(今は)なので、非常に慎重に選ぶ必要がある。そして、そのリスクを取るのが嫌で、他人が作ったビルドをそのまま採用してしまう人がいる。

で、納得できずにToSをやめてしまうこともしばしばだ・・。

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「ビルド」とは何か?

当たり前のことだが、ToSを始めてばかりやっちは・・そもそも「ビルド」が何なのかを全くと言っていいほど理解していませんでした。その後、3日でLv170に到達したクレリック(ぜりお)や、コスパ度外視なビルドを利用中のフレッチャー(ヒナライン)に色々と教わり、ビルドに対する考え方が分かった。

要するに、自分が何をしたいかを明確にしていればビルドを他人に頼る必要はまったくないんですよ。ビルドはやりたいことを実現する手段だと思えばいい。ビルドを構成する単位である「クラス」(職業)も、公式サイトにほぼ全部乗っている。

→ クラス紹介(公式)

ここを見て、自分のやりたいことを実現できるクラスがあるかを確認しよう。そもそもやりたいこととは? やりたいことがこうなら、何を選ぶべき? 分かりづらい人向けに例をちょっと出してみます。

Q. 範囲攻撃で快適に狩りをしたい!

A. なら・・アーチャーで始めて、その後レンジャーやフレッチャーを取ると良いかも。

このように。もっと複雑な要求もありますが、意外とToSのクラスは豊富なので実現可能だったりします。例を。

Q. 範囲攻撃ならフレッチャーが良いらしいけど・・コスパ悪いらしいじゃん。どうすれば?

A. そもそも範囲攻撃じゃなくても、擬似的に再現できれば良いのでは? なら、ソードマンで始めて、ペルタストの「スワッシュ」を使おう。敵が一箇所に集まるので、範囲攻撃をする必要がない。

擬似的に再現というのは、要するに得られる効果が同じなら、そのビルドに固執する必要は無いよね?という考え方です。散らばっている敵を範囲攻撃するのと、散らばっている敵を一箇所に集めてから攻撃するのも、基本的に得られている効果は同じです。

Q. 回復係したいけど、ソロ育成マゾイから嫌だ。

A. 嫌なら別のビルドを選ぶのもアリだが・・、クリヴィスを挟めばソロ育成もある程度はラクになるだろう。

こんな感じ。ビルドは何も難しいことを考える必要はない。自分のやりたいことを実現できるスキルを持った職業を取れば、おのずと自分の望んだビルドになっていくだろう。

クラスランクとレベル帯を知る

ToS初心者にこの話はどうかと思うが、知っておいたほうがリスクの大きさが分かりやすいので説明しておきます。

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経験値カード計算機より、目安を算出

これは経験値カードのみを使った場合の計算なので、実際にはブレがあるので目安として考えてください。クラスランクはクラスLvが15になるたびに「転職」を行うことで上がります。しかし、クラスランクが上がると、次のクラスLv15までの距離が長くなる。

例えば、キャラLv15で最初の転職を迎えるが、次の転職が訪れるのはLv42くらいと距離が伸びる。次の転職は更に距離が伸びてLv80くらいになってしまっている。その次は128、177、225、276と・・ドンドン必要なLvが増えていく。

しかも今のところは一度選んだクラス(転職)は取り消すことが出来ない。ビルド選択を慎重に考えるべき理由は、この時間的なリスクにある。「Lv170まで育てたのに・・楽しくないビルドだ・・。」なんてことになったら悲惨ですから。

他人の作成したビルドを使うべきか?

難しいところです。やっちはToS Baseという海外サイトで公開されているビルドを使いましたが、国内では「地雷ビルド」呼ばわりされているビルドでした。

しかし、地雷ビルドと呼ばれている割には、あまり不満がないんですよ。割りと楽しんでいるので「本当にこれ地雷ビルドか? 普通に良いビルドな気がするんだけど・・」と思ってしまったんですよ。

ここが厄介なところで、自分が良いと思っているビルドが他人から見れば「地雷」に見えたり、他人が良いと言っているビルドが自分にも合うとは限らないんですよ。「ビルドは個人差が激しい」と思っておくといい。

個人差が激しいため、他人が作成したビルドを丸々採用するのは本当に慎重に考えるべき。実際にやってからでは手遅れですし、時間を失います。もちろん、他人のビルドを採用して、その後試行錯誤しながら楽しめる人はそれで良い。

ですが、そうじゃない初心者も多い。特にToSは低スペックPCでも遊べるという文句から、そもそもMMORPG自体が初心者という人も多いらしい。なので、ビルドは本当に気をつけて考えたほうが良い。

例えば「ウィズエレウォ」というビルドがある。非常に有名で、序盤から最後までソロで楽しめるという謳い文句だ。こんな文句では初心者も手に取ってしまう。実は罠があって、序盤がかなりキツイんですよ。

序盤が極めてマゾイため、Lv40あたりでレベル上げが辛くなって詰んでしまう可能性が高いビルドだ。でも作った人はMMORPG初心者では無いため、別にマゾイとは思ってなかったりする。この点もややこしい。

 

育成上ラクなビルドとクラス

では、キャラを育成していくという目的で、選ぶクラスを考えていくとどうなるか。まず、育成(レベル上げ)の方法は主に以下の通り。

  1. 経験値カード(クエストの報酬)
  2. インスタンスダンジョン(ID)でパーティープレイ
  3. ミッションでパーティープレイ
  4. フィールドで狩り

おおざっぱに分けると、主にこの4つです。なので、この4つを効率よくこなせるクラスを選べば、育成も楽になる。順番に見ていこう。

経験値カードは「クエストのクリア能力」

ToSのレベル上げの「要」になるのが、クエストの報酬でもらえる経験値カードです。しかし、肝心のクエストをソロで進めることが出来ないクラスだと、結構苦労します。ウィズエレウォの序盤がキツイのも、これが主な理由です。

クエストに登場するボスを倒せないし、敵とのレベル差によってはそのマップのモンスターを倒せない。

  1. ソードマン
  2. アーチャー

やはり、この2つを選ぶと序盤からラクです。ソードマンは足が速いし、単体火力も優れている。最初の転職で「ペルタスト」を選べば「スワッシュ」による複数敵の処理もある程度は可能。アーチャーも最初の転職で「レンジャー」を取ると「バラージ」を使えるため、序盤がラク。

  1. ウィザード
  2. クレリック

ウィザードは序盤、あまりこれといった攻撃スキルが無いため、ややきつめです。そのあたりを受け入れるなら、使っても良い。クレリックは支援職(回復係)なので、一見するとダルそうだが、最初の転職で「クリヴィス」を選べば単体火力が化けるため、クエストのクリア能力は上がる。

経験値カードと、序盤のラクさを目的にクラスを選んでしまうのはどうかと思うが、一応苦労するクラスとラクなクラスはあるということで。

インスタンスダンジョンでパーティープレイ

パーティープレイとなると、クラス選択も変わってくるが、PTプレイに向いているクラスもあるので紹介します。

 

ソードマン(ペルタスト)

8「スワッシュバックリンク」というスキルで、散らばっているモンスターを集めることが出来る。敵は散らばっているよりも、一箇所に集まっている方がダメージを与えやすいのだ。

 

アーチャー(レンジャー)

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「バラージ」という範囲攻撃スキルが優秀。効率よく敵全体にダメージを配ることが出来る。

 

ウィザード(リンカー)

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「ジョイントペナルティー」というスキルが強烈。このスキルでリンクされた敵は、受けたダメージを共有するようになる。つまり、単体攻撃でもリンクされた敵にはダメージが渡るため、パーティー全体の火力が底上げされる。

 

クレリック

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「クレリック」はパーティーでは常に重宝するクラスであるため、特にどのクラスを選ぶ必要があるとか、そういうのが無い。単体火力が欲しければ「クリヴィス」でいいし、「クレリックC2」でもいいだろう。回復魔法の「ヒール」は特性を取ることによって、敵にダメージを与えるか与えないかを選択できるようになる。

もちろん、これらは「ラクだから絶対に、このクラスにしろ」という意味ではない。実際に変なビルドで遊んできた身としては、やはり最初はスタンダートに使いやすいクラスを選んだ方が良いと考えている。

特にToS初心者や、ToSが初めてのオンラインゲームだ、という人なら「ソードマン」や「アーチャー」を選ぶのが失敗しづらいだろう。最近、フレンドにたったの10時間でLv100まで育ててしまった人がいたんだが、その人のビルドは「ソードマン→ペルタスト・・」という感じだ。

選んだクラスによって育成のしやすさに差があるのは明らかです。

 

結論、自分のやりたいクラスでビルドを組めば良い

ビルドに関しては先人たちが既に様々なサンプル(例)を出していて、それらを参考に、または丸パクリしてビルド構成をしてもいいだろう。その際は「自己責任」ということを忘れずに。ビルドを考える時間を省く代わりに別のリスクを取っているだけの話だ。

やっちも海外産のTrue DPSというソードマンのビルドを採用しているが、もっとよく考えてから作るべきだったと思っている。序盤から火力スキルを取り揃えていくのだが、パーティープレイとの相性や、散らばっている敵に弱いなどの弱点を抱えていた。

しかも、このビルドが強い理由は最終的にはドッペルゾルドナーを取るから。・・ならば、最後にドッペルゾルドナーを取ればいいので、そこに至るまでのクラス選択は自分の用途に合わせて選択するべきだったと後悔している。

例えば、ビルド例の言うままにクラスランク2にハイランダーを使うのではなく、敵の寄せ集めに便利なペルタストを取るべきだったのではないか。クラスランク3にはバーバリアンではなく、ホプライトでも行けるのか考えるべきだったのでは。

こんな感じで「自分の頭でビルド構成を考えるべき」だったということ。じゃあ、なんでそのときにロクに考えずに人の作ったビルドをそのまま採用してしまったのかと言うと、クラスに対する理解が無かったから。

あとは経験の問題もあるが、これはどうしようも無いところはある。ということで、自分のやりたいことに一致しているクラスが分かりやすいように簡単に表にまとめてみました。

ソードマン編

クラスランクエンブレムクラス目的
ランク1c_warrior_swordsmanソードマン近接をしたい
ランク2c_warrior_highlanderハイランダー両手剣で序盤から火力が欲しい
c_warrior_peltastaペルタスト敵を寄せ集めたい
ランク3c_warrior_barbarianバーバリアン機動的な火力が欲しい
c_warrior_hopliteホプライト火力重視で槍を使いたい
ランク4c_warrior_cataphractカタクラフトペットに乗ったりしたい
c_warrior_rodeleroロデレロ盾を主体にした攻撃をしたい
ランク5c_warrior_corsairコルセア盗賊をしたい
c_warrior_squireスクワイア装備の修理や強化屋さんをしたい
ランク6c_warrior_fencerフェンサー単体に対して猛烈な火力が欲しい
c_warrior_doppelsoeldnerドッペルゾルドナー吹き荒れる火力がほしい
ランク7c_warrior_templarテンプラーギルドを作りたい
c_warrior_dragoonドラグーン機動的な爆発的火力がほしい

 

アーチャー編

クラスランクエンブレムクラス目的
ランク1c_archer_archerアーチャー遠距離攻撃をしたい
ランク2c_archer_rangerレンジャー範囲攻撃を重視したい
c_archer_quarrelshooterクォレルシューター走りながら攻撃したい
ランク3c_archer_sapperザッパー「定点」で爆発的範囲火力を出したい
c_archer_hunterハンターペットを使役して戦いたい
ランク4c_archer_scoutスカウト諜報のプロになりたい人向け
c_archer_wugushiポイズンシューター単体に対して爆発的火力を出したい
ランク5c_archer_rogueローグ短剣(ナイフ)を使いたい
c_archer_fletcherフレッチャーとにかく範囲火力を重視したい
ランク6c_archer_schwarzereiterシュヴァルツライター機動的な遠距離攻撃をしたい
c_archer_falconerファルコナー鷹を操って戦闘したい
ランク7c_archer_cannoneerキャノニア派手な爆発が欲しい
c_archer_musketeerマスケティアとにかく銃を使いたい

 

ウィザード編

クラスランクエンブレムクラス目的
ランク1c_wizard_wizardウィザード魔法を使いたい
ランク2c_wizard_pyromancerパイロマンサー火炎魔法を使いたい
c_wizard_cryomancerクリオマンサー氷魔法を使いたい
ランク3c_wizard_psychokinoサイコキノサイコキネシスを使って戦いたい
c_wizard_linkerリンカーパーティープレイでダメージ効率を爆発させたい
ランク4c_wizard_elementalistエレメンタリスト攻撃専用魔法って感じの魔法を使いたい
c_wizard_thaumaturgeソーマタージュ支援魔法でパーティーを強化したい
ランク5c_wizard_sorcererソーサラー自分の代わりに攻撃してくれる召喚獣を扱いたい
c_wizard_chronomancerクロノマンサー時間魔法でパーティーを高速化したい
ランク6c_wizard_necromancerネクロマンサー死体を使役する魔法を使いたい
c_wizard_alchemistアルケミスト錬金術師になって、ポーションを作りたい
ランク7c_wizard_warlockウォーロック火力重視な魔法を使いたい
c_wizard_featherfootフェザーフット呪術的な魔法を使いたい

 

クレリック編

クラスランクエンブレムクラス目的
ランク1clericクレリック回復をしたい
ランク2kriwiクリヴィス支援職だけど攻撃が欲しい
priestプリーストバフでパーティー強化や、蘇生をしたい
ランク3bokorボコルゾンビの大群を操って戦いたい
dievdirbysティルトルビー彫像を使った攻撃&バフ魔法を使いたい
ランク4sadhuサドゥー幽体離脱をしたい人向け
paladinパラディン魔法職だけど物理攻撃がしたい
ランク5monkモンク回復に飽きたのでゴリゴリ攻撃したい
pardonerパードナーバフ屋を営みたい
chaplainチャプレイン複数のバフ効果を効率よくかけたい
ランク6druidドルイド安定した定点での範囲火力が欲しい
oracleオラクルモンスターを召喚したり、敵の行動を予測したり
ランク7kabbalistカバリスト聖属性の魔法を使いたい
plague_doctorプレイグドクター超再生から持続攻撃までこなしたい

 

 注意点

当然ながら、やっちはすべてのクラスを実際に遊んだわけではないので、分からない部分は日本Wikiを参考に書いています。気になったクラスがあった場合、Wikiで詳細を確認することをオススメします。

なお、上記の表にはシノビ、ルーンキャスター、ミミック、シェパード、センチュリオンなどと言った「隠しクラス」をあえて加えていません。情報が少なく、実態がよく分からないので今回は省きました。※チャプレインは例外です

→ クラス紹介(日本版Wiki)

人気のあるクラスを知りたい場合は以下の記事を。あくまでも韓国版でのデータなので、完全に正確ではありませんがある程度は参考になります。

→ 韓国でToS人気職業(ビルド)TOP3が発表されたのでまとめ

かなり大雑把なまとめ方ですが、気になるクラスが見つかれば幸いです。

 

ビルド構成のまとめ

そろそろ長いのでまとめたい。ビルドは・・非常に難しい。1つの職業に13~15個のクラスが用意されていて、しかもクラスは最大で3段階まで進化して、習得可能なスキルも変化してしまう。

「何がベストなのか?」という考え方で行くと、あらゆる可能性が多すぎる上、今後の仕様変更で簡単に定義が変わってしまうリスクも有る。だから、一番ベストという考え方よりも、自分の好みになったものを選ぶという考え方が長続きします。

そして最後に「ビルド構成」のイメージを出して、まとめてみたいと思う。

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※このビルドは個人の価値観が強く出ているので、丸パクリなどは避けたほうが良いです。

こんな風にビルド構成を考えていけたら楽しそう。ちなみにこのビルドは途中で引き合いに出した「10時間でLv100のソードマン」の人が現在進行系でやっているビルド構成です。

ハイランダーを取って「カーターストローク」を取るべきか。ラストは両手剣が猛威を振るうドッペルゾルドナーC2を持ってくるべきか。結果的にはペルタストを持ってきて、その後にホプライトを3段階入れる形に。

敵を寄せ集めてからの~槍による集中攻撃でガッツリ近接を楽しめるという狙いです。・・思ったよりも攻撃範囲が狭いのがちょっとした誤算でした。しかしドッペルゾルドナーに突入したら「サイクロン」を使える。リンカーさんとペアPTで何かと面白そうな気がしている。

このように「やりたいことに一致しているクラスを見つけて、どのように組み合わせていくか?」を楽しむのがコツですね、ビルド構成は。ただ、これってクラスに対する一定の知識が無いと組めないので、初心者さんは公式サイトのクラス紹介を見たり、Wikiのスキル詳細を読むことを強くおすすめします。

→ クラス紹介(公式)

→ クラス紹介(日本版Wiki)

そして、いざ自分なりにビルドを組んで、それに従って育成を始めたら思わぬ誤算で育成がマゾイことになってしまった。なんてことがあっても気にしないことです。普通に考えて一発完成することは稀ですから。

それに一時的にマゾイだけで次のランクになれば状況が変わってくる可能性もあるわけです。余っているクエストを片っ端からやったり、IDとミッションでじわりとレベル上げをしたり、「マップ埋め」をやったりすれば、レベルも何気に上がります。

やっちが現在進行系でやっているウィザードのビルドも、Lv120くらいまで異様なマゾさに苦しめられましたがLv140あたりで一気に状況が変わってきて「もしかすると最後まで行けるかもしれない」と、やる気が復活しているところです。

以上「ビルドの組み方、クラス選択の考え方」を考えるでした。

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