ドメモ(Domemo)とかいうイタリアの伝説の確率ゲームが面白い。

イタリアなど、ヨーロッパでは非常に有名らしい「ドメモ(Domemo)」というテーブル(ボード)ゲームをやりました。シンプルなルールだけれど、とても面白くていい感じ。ドメモのレビューと、勝つポイントなんかも考えてみたよ。

 2017年9月、記事内容を加筆修正しました。内容自体は2015年4月に書いた頃のままです。
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ドメモ(Domemo)とは

イタリアに拠点を置いていたアメリカ出身のボードゲームデザイナー「アレックス・ランドルフ(Alex Randolph)」という方が開発したボードゲーム。

「ドメモ」というネーミング自体はとっても可愛いけれど、そのゲーム内容は非常にシンプルでありながらも確率や心理などの要素が絡む意外と戦略性が求められるボードゲームです。

商品の帯に「面白いとしか言い様がないゲームです」って大げさに書いてるけれど、少なくとも、実際にやってみた身としては確かに偽りでは無いと思う。ドメモは確かに、面白い。

ドメモのルール

基本的には、自分の持っている数字をすべて当てることができれば勝ちです。自分の数字は「自分以外」にしか見えていない。相手の数字はすべて見える。

数字は「1~7」まであり、小さい数ほど数量が少ないです。

  • 1なら1枚
  • 2なら2枚
  • 7なら7枚という具合

全部で28枚あり、一人あたり7枚まで持つことができる。

相手の持っている数字と、既に出ている数字、そして余っている中身の見えない数字。これらから、自分の持っている数字を考え、当てていくゲーム。

じゃんけんなどで、順番を決めて、最初の人から数字を言っていきます。数字を言い当てることができれば、また言うことが出来ます。外れたら、次の人に順番が回ります。数字は一人7枚配られます。

ということは、7回連続(一発正解)で言い当たれば、即勝ちということもある。7回連続は、ある程度はコツを掴んでれば割りと行ける。

ゲーム中に、相手を惑わせる発言をしても良いです。例えば、相手の持っている数字は、高い数字(6や7など)に偏っているのに「意外と低確率な数字に偏ってるねぇ」などと言ってもいい。

目に見える数字と見えない数字から、確率を考えなければならない。相手を不利な状況に持ち込む発言もアリなので、心理もある程度考慮される。数字を読み、できるだけ速く、自分の数字を当てて勝つ。

以上、ルールです。

ドメモで勝つためのポイントやコツ

まぁ、大きい数字ほど量が多いので、確率的に考えると、4以上の数字が入ってる可能性が高いと考えるのは容易。この方法でも勝てるといえば勝てるんですが、長期的には勝てないでしょう。

自分の持っている数の合計は、必ず波を描くはず。時には、1や2といった数字も入ってきて、的中させるのが困難になることも。なので、相手の持っている数字とも、しっかり相談しなければならない。

そして、誰にも配られていない数字は見えないので、その中身もある程度考える必要がある。3人でプレーする場合は、一人7枚で、残っているのが7枚。

7は7枚あるので、適当に考えても、少なくとも一人1枚はアリそうと考える。プレーしている2人の持っている数字を見て、見えてる7が3枚しか無い場合、残り4枚。

とりあえず、自分には2枚は7があると判断するのが妥当。基本的に、大きい数のほうが量も多いので、とりあえず大きな数字を言ってればある程度は当たる。

やりづらいのは、自分の数字が思いの外、小さい方に偏っている場合だけれどこれも周りを見れば、なんとかなるんじゃ。目に見える7が5枚、6が5枚、4が3枚…というような状況であれば、

自ずと手元には、少なくとも7が1枚、6はあるかもしれない、4はもしかすると1枚持ってるかもしれない。しかし目に入る5が無いのなら、少なくとも5は2~3枚と見積もることが出来る。

確実に当てようとせず、少なくとも何枚、自分が持っているかを考えたほうが当てやすい

最悪1、2枚残してしまっても小さい数に偏っているのなら、あえて「1」や「2」を言ってみるのもいいかも。残りが僅かな場合は、とりあえず当てずっぽうでもいいと思う。周りがミスをすれば、いずれは勝てる。

周りに確率を非常に理解している奴がいる場合は…諦めるしかない。なぜなら、うまい人は本当に1発で的中させることも珍しくないからね。

心理面も関わってくるのが面白いところ。だが、相手が不利に持ち込もうとして発言した言葉は、実は武器になりうる。

例えば、「1」を持っている人がいる状況下で、相手が「1」と答えた場合はどうだろう。

目的ははっきりしている。

相手に、「誰も1を持っていないから、彼は1と答えた。だから自分の持っている数字に1は存在しない」と思わせるための発言。

そもそも、「1」と答えることは確率の観点から心理的に困難なはずだ。「1は1枚しか」ないんだ。なのに、「1」と答えるのは少々運任せすぎるでしょう、そうでしょう?

低確率な数字を言ったやつには気をつけないとね。怪しい。人に流されやすい、判断を周りに任せてしまう傾向にある人がいる場合はカモになる。そういう人には、とりあえず持っている数字の逆のことを言っておけばいい。

「んー、結構低確率な数字に偏ってるなぁ。」とか。真に受けることはなくても、判断にブレが出るとは思う。逆に自分がそういう流されやすいという人であるなら、気をつけよう。

何かしら言ってくる奴は無視しよう。大抵の場合、自分にメリットがあり、相手にデメリットがあるから発言してるんだ。相手にメリットのあることを発言するお人好しは、そうそういない。

もうちょっと心理面のテクニックを言うと、あえて間違うのも勝つためには必要かも。

例えば…

  • ヒナライン氏が「1・5・5・4・7・7・3」
  • ツバゼリ氏が「3・5・2・4・7・7・3」

という局面。

見てわかると思うが、「6」を持っている人が自分か、残っている数字にしかない局面だ。こういった局面で、あえて「6」と言わずに間違えてみよう。

相手に与える心理的な影響は、「あいつが「6」と言わなかったのは、自分の手元にそれなりの数の「6」があるからに違いない!」と思わせることが出来るよね。

そうすることで、自分が間違えてしまった時のリスクヘッジになる。相手が「6」を答える確率が多少ながら上がっているからね。他にも色々と考えられる。

局面に応じて臨機応変に心理的なテクニックを使うといい。まぁ、8割以上の確率で一発正解出来る実力があるなら、別に必要でもない。

問題点というか、気になるところ

このドメモなんだけど、確率や数字が得意な人だと割と簡単に一発正解が出来るんだよね。多分、ある程度上手くて周りが下手なら7割、8割勝ち越せると思う。だとすると、本当にうまい人同士が集まった場合…。

「じゃんけんで最初に勝ったやつが勝ち確定じゃね?」

もちろん、ある程度ランダム性もあるから、じゃんけんで勝ったからといってうっかり1枚残してしまった場合なら、まだ勝ち目はあるだろうけど基本的に激上手い人同士だと、あんまり楽しめなかったりしてね。このゲーム。

ドメモで鍛えられそうなところ

非常にシンプルで面白いゲーム。必要とされるのは確率的な思考、そして人読みの技術や心理的なこと。

こう書くと難しそうなイメージが先行するが、小学生からでも十分にできると思う。なにせ、7が多くて、1が最も少ないという仕組みがあるから、そこを考えれば非常に簡単なんだよね。

カードが52枚もあり、ドメモのように偏りが無いトランプゲームの方がよっぽど難しいです。当てずっぽうではなく、確率的に考えて数字を的確に当てられるようになると楽しいよ。

もちろん、わからなくても考えるのは非常に楽しい。心理的な面も色々と面白いが、あまり多用しないほうがいいかもね。だって、負かせたいやつを負かせて、勝たせたいやつを勝たせることもできるし。

  • 「んー「1」かなー。」
  • 「え?、なんで「1」が見えているのに、1って言っちゃったの?」
  • 「もしかして、私「1」持ってたりするの?」

ドメモプレイ中…

という感じで。

ドメモを購入する

発売から8年が経過し、いつの間にか「プレミア化」してしまっている。当時は2000円ほどで購入できましたが、今はあまりにも高すぎる。

ので「新版」を買うのが現実的。しかし、当時はプラスチック製だったドメモが、こちらの新版はすべて紙製になるという改悪ぶり。それでもゲーム自体は楽しめるので、やってみたい方はぜひ。

ゲーム好きは…

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2 件のコメント

  • 通りがかりです。
    アレックス・ランドルフ氏はアメリカ人です。
    正確にはドイツ系アメリカ人で、ドイツに住んでいたそうです。
    ですので、イタリア人ではなかったと思います。(複雑な事情があったらごめんなさい)
    記事は素晴らしいので修正お願い致します。

    • おお…なつかしい記事にコメントありがとうございます。こちらも調べたところ、たしかにアメリカ人で、その後イタリアに拠点を移して活動をしていたようです(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Alex_Randolph)。記事の方、修正しますね。

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